絵話塾だより

2004年に開校した絵本とイラストを学ぶ塾です。絵本ゆっくり、イラストじっくり、絵本わくわく、絵本レベルアップ、イラストレベルアップ、イヌイマサノリのドローイング、文章たっぷり の各クラスがあります。

2016年3月12日(土)イラストじっくりコース・寺門孝之先生の授業内容



寺門孝之先生の今期最後の授業は
「描き溜めたノート」と「読書感想画」を発表しました。

まず、ノートについて。
ノートに描き溜めること自体がアーティストとしての意志の表れではないか、と寺門先生。
描き続けることが大事で、先生はもう何百冊ものノートがあるそうです。

現在、絵を描く修行中の皆さんはノートに描き付けることはおすすめです。
物として残してあることは、振り返った時に自分の成長も見られるし、ボツにしたアイデア
後から良いと気付くこともあるので、実は合理的な方法かもしれません。

また、ノートの表紙に「クロッキー帳」などとデザインされているものについては「大きなお世話だと思うんだけど」との一言に一同爆笑。
クロッキー帳」であっても自由に使って良く、でもその言葉に囚われそうな気がするからと
ご自身でジェッソを塗る等オリジナルにアレンジされていました。貴重なノートも見せていただきました!
絵を描いていく人は、ぜひノートの外側もオリジナルにしてみては。





読書感想画の講評では、
本を漠然と捉えて絵に落とし込む方法もあるそうです。
例えば、この本は動かなさそうなドッシリ感があるか、ないか。
イメージで捉えて描くこともできます。
また、一冊読んだ読書感想画を、同じ作家で、他の本も読み、描いてみる。
すると、いくつかのつながりが見えてくる。その、つながるものが個性では。
個性はすでにあるもの。
出そうとしても出ないが、出そうとしなくても出ているのが個性。
そして、絵を描く皆さんはそれを売り物にするために戦略を考える。

小さい頃の経験が(皆異なる)導火線となり絵を描く燃料となる。
七年かけて人は体も変わっていく。
今すぐ変わらないからといって焦らなくて大丈夫。
今の積み重ねが、必ず七年後の自分になるための蓄積になっています。

自分で絵の仕事をしたいなら客観性を養うことが一番大切。
一人で描いていてもわからない。
絵話塾のように、複数の人達が同じテーマでやると
違う人もいてそれが面白く気付きがある。

後半は質問コーナーです。
「センスが良いとは?」
時代と共に変化するものを瞬間的に良しと捉えること。
経験の処理の問題では。
年齢を重ねるほどセンスを問われる。
本を選ぶにも、どこを切ってもセンス。
センスとは何か、意識して生活してみては?
他にも興味深い質問が多数ありましたが
今日はここまでです。

絵はある日突然上手くはなりません。
少しずつでも描き続けない限り進展しません。
これからも描き続けていって下さい。

寺門先生、今期も濃い深いお話をありがとうございました。



絵話塾(かいわじゅく)では、ただ今13期生を募集中です。
2016年6月より開講予定です。
見学その他、ガイダンス等も行っておりますので
気になられた方は下記までお問い合わせ下さい。
よろしくお願いいたします。
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Gallery Vie 絵話塾 村上政行
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