絵話塾だより

2004年に開校した絵本とイラストを学ぶ塾です。絵本ゆっくり、イラストじっくり、絵本わくわく、絵本レベルアップ、イラストレベルアップ、イヌイマサノリのドローイング、文章たっぷり の各クラスがあります。

2026年5月16日(土)イラストじっくりコース・寺門孝之先生の授業内容

イラストじっくりコースもあと3ヶ月です。

寺門孝之先生は、5月・6月・7月連続で授業を行います。

初回の授業は、寺門先生の自己紹介お仕事の話です。

 

幼少期から、源平合戦にはまり、首塚・腕塚など塚巡りをする一方、テレビっ子でテレビで観たものを絵に描いたり、動植物も好きなので、図鑑を見るのが大好きな少年だったそうです。

 

寺門先生は美大ではなく理系の大学に進まれたのですが、絵が描きたくて東京のセツ・モードセミナーに2年通われます。

 

新刊の絵本を紹介していただきました。

新刊『黒塚』 文・中村壱太郎  絵・寺門孝之  声・市川青虎  くもん出版

アプリで読み聞かせが聞ける、歌舞伎を身近に体験出来る絵本です。

寺門先生は天使の絵が代表的ですが、芥川龍之介の『MOMOTARO 桃太郎』ピエ・ブックス 2005年 を出版して依頼、絵本になると黒い背景で怖い絵本の依頼が多いみたいです。

 

西宮の兵庫芸術文化センター管弦楽団の演奏会プログラムの表紙のイラストを担当されています。

表紙のイラストには物語があります。ダイワモンド(大和モンド)という空想の国のお話。

「ハシレルの秋走り祭」というお祭りがあったり、神話の様なお話で想像すると楽しいです。

 画家としての活動と、神戸芸術工科大学で教授も務められ、幅広く活躍されています。

 

質疑応答の前に課題の説明をしました。

寺門先生は、カレーを毎日食べれるくらい大好きだそうです。

ここ数年は、カレー色をテーマで課題が出ます。

今まで「カレー色の恋」「カレー色の社会」「カレー色の時代」などの課題が出ました。

今回は「カレー色の人情」 サイズや画材は自由です。

 

イラストテーションを大雑把に三種類で分けると

①イコン・・・人物像・ポートレイトなど、基本的には人が描かれてもの

②情景・・・・人に動作がある。季節など風景があるもの

③模様・・・・デザイン的で、魅力のある絵の描き方

 

人情は、形のないものですが、とらえ方は自由です。

サイズや画材は自由です。

難しい条件かもしれませんが、チャレンジしてみてくださいね。

 

後半は、質問に答えていただきました。

 

・三つのポシェットは?

・画材は何を使われていますか?

・どんなイメージで描かれていますか?

・描きたいなと思う人は?

 

寺門先生は、即興で絵を描かれています。

気に入るまで描いていくので、失敗作がない。描いてたどり着いたものが目的地。と おっしゃっていました。

 

仕事はどうしたら来る?の質問に、運の良い人になってください。

たくさんの展覧会に行って、そこからご縁ができることもあります。

 

バーバパパ』の作者が「絵本作家になるには」という問いに、「運の良い人になりなさい」と答えたそうです。

予定通りにいかなくても、運と縁を育てる。運は縁からやってくるもので、いろんな人や場所との縁を育てていきましょう。

寺門先生のお話で、楽しく絵を描きたい!気持ちが前向きになりました。

 

次回は課題「カレー色の人情」を発表します。

どんなカレー色なのか楽しみです!